【アニメ 感想】 『アクティヴレイド-機動強襲室第八係-』 第6話がおっさんホイホイのロボ回だった件。やっぱり巨大ロボは最高だぜ！！！

やっぱり巨大ロボは最高だぜ！！！

ということで、休日＆バレンタインデーである2月14日に、独り寂しく『アクティヴレイド』最新話を見て思わず叫んでしまったぽんこつです。でも叫ばずにはいられなかった。。それぐらいアクティヴレイド 第6話が素晴らしかったです。

今回のアクティヴレイドは最年長の船坂係長が主役回であり、冒頭から休日に新人のあさみちゃんを連れまわし、ロボット博につれてくる船坂さんの姿で描かれて、「このおっさんなんなんだ？前回のギャンブル・女・酒好きに続いて、今度はロボ好きとか？ｗｗｗｗ」と思わず突っ込んでしまいましたけど、話が進むにつれて、船坂さんの少年時代のロボ好きっぷりと、今回登場したロボット『ドリュー号』『モーガン号』の開発者であった霞が関博士のボケてもなお心底ロボをことを思い続ける開発魂、そしてモーガン号のパイロットであり続ける夢が途絶えた今回の犯罪者 志村誠の3人による、ロボへの想いと葛藤、挫折が熱く描かれ、今期アニメで足りなかった”熱い展開”をぶっこんできました。。やはりただのギャグアニメじゃなかったようです。

船坂主観作画と熱きロボ描写

今回のアクティヴレイドは作画班も力が入っており、勇者シリーズを筆頭に名作ロボアニメの作画ではおなじみの大張正己氏・山根まさひろ氏が参加しており、山根まさひろ氏にいたっては「船坂主観作画監督」といった大役を務めていました。

まず「船坂主観作画監督」とはなんぞや？と突っ込みたくところですが、それは男の子が誰もが胸の内に秘めている熱くておさまることのない巨大ロボへの想い なのではないでしょうか？船坂さんの回想シーンでイケメンショタ男子として登場した船坂少年と、しぶくて格好いい霞が関博士、そしてそれをメンテするド リュー号。そういった思い出補正がまさに船坂主観作画ではないでしょうか。

てか、手のひらに乗ったことあるって

不法侵入で捕まった時かよｗｗｗｗ

さらに言えば、霞が関博士＆開発チームが復旧させ、船坂さんが操縦するドリュー号と、暴動犯である志村氏が操縦するモーガン号による戦闘描写も、船坂主観作画と思われます。本編でも船坂さんが語っていた通り、巨大ロボ同士の戦いは男のロマンであり、挑まれた以上立ち向かわなくてはいけません。それをロボ同士の殴り合いをメインとした戦闘描写や、戦闘につれぼろぼろになっていく機体、さらに増幅されるロボの集中線や操縦者のしわの線、これは道のりや思考は異なりますが、同じく巨大ロボを想い続けた船坂さんと志村氏による想いがそのまま作画で表したかのように思います。そして今回は船坂さんメイン回ということで船坂主観作画なのではないでしょうか。まさかアクティヴレイドで、ここまで熱いロボ描写が見れるとは思いませんでした。。

戦闘が素晴らしく、いったい結末はどうなるんだあああああ！！！と、口のたまった唾をのみこみ、モニター前で食い入るように見つづけましたが、まさかのモーガン号の燃料切れエンドは予想外だけど、現実的＆ギャグ展開だったなと思います。でもそれこそ本来のアクティヴレイドのギャグ展開です。安心しましたよ。それでも夕焼けバンクは反則でした。この描写をネットなどで見て、まさか燃料切れエンドとは思わないだろう・・・ｗだがこれも船坂主観なのだから仕方がない。。これぞ巨大ロボアニメの至極の時です。まあ、本来今作はロボアニメじゃないけどな(笑)

あと、何気にツボだったのが、冒頭でおっさんたちがドリュー号とモーガン号に興奮している中で、すげー冷めた反応をしていたあさみちゃんが、ドリュー号・モーガン号と戦闘につれ、いつの間にか周りの空気に飲まれてロボアニメのヒロインポジションを確立していたところです。こういう周りの空気で言動が変わっちゃう女の子ぐうかわです。船坂さん逃げてえええ！！！とシリアス表情で叫ぶところは思わず吹きましたｗｗｗ

ということでスーツ系機動隊アニメから一変して、巨大ロボアニメになったアクティヴレイドですが、これはこれで面白く、むしろこのテンションを毎回続けてほしいと思いました。でも物語の本筋は相変わらず見えてこないところも不安です。。しかしこういうノリはぜひ周期的にやってほしいですね。オロチノオ・ロ・チはそのうち出てくるだろ。ロゴス？まあ今のところ幼女が可愛いぐらいかな。あといつも出てくるスリ子はレギュラーなのか？

と、こんな感じでツッコミどころ満載のアニメですが、今後も燃費悪いがロマンあふれる巨大ロボの想いを持ちつつ、期待したいところです。

次回は多分はるかさん回だしね。お姉さんキャラ好きの皆さん必見ですぞ。