【コラム】『くまみこ』7話「せっせっせーのよいよいよい」はどれが元ネタなの?
アニメ「くまみこ」7話のBパート序盤で描かれた
まちとナツによる『せっせっせーのよいよいよい』
歌詞は下記の通りでした。
せっせっせーのよいよいよい。
お寺のー中かーらーお化けがーゆーらゆら
お化けのー後かーらー こっけ屋さんがーこっけーこっけー
こっけ屋さんのあーとーかーらー 泥棒さんーがー金出せ金出せ
泥棒さんのーあーとーかーらー おまわりさんがーピストルピストル
よよいのよい!
歌を聴く限りどこかで聴いたことある歌詞ですが、こっけ屋さんとか泥棒とかピストルとか「こんなんだっけ?」とどこか記憶と違うくまみこアレンジのようです。てかこっけ屋さんてなんだよ(笑)
しかしこの「せっせっせーのよいよいよい」についてインターネットで調べてみると
地域によっていろんなバージョンがあるようで、上記のくまみこバージョンに近いものもちらほら見られました。
昭和バージョン(スタンダード)
せっせっせーの よいよいよい
お寺の和尚さんが
かぼちゃの種を
まきました
芽が出てふくらんで
花が咲いて
じゃんけんぽん!
平成バージョン
せっせっせーの よいよいよい
お寺の和尚さんが
かぼちゃの種を
まきました
芽が出てふくらんで
花が咲いて枯れちゃって
忍法使って空飛んで
東京タワーにぶつかって
雷ゴロゴロ
じゃんけんぽん!
上記を比較してみると昭和と平成で違いがあるようで
平成では和尚さんが忍法使えるようになり、東京タワーにぶつかるといったトンデモ歌詞へ進化を遂げていますwwww私自身平成生まれですが、和尚さんが忍法使えた記憶がありませんので今聴いてでもびっくりです汗
ちなみに違うバージョンでは東京タワーにぶつかった和尚さんが最終的に逮捕されるといった衝撃的ラストを待ち変えている歌詞があるようです(笑)気になる方は下記ブログを参照してください。
そのほか
そしてくまみこバージョンに近いものはあるのか
引き続き探してみたところ下記のような歌詞が見つかりました。
せっせっせーの よいよいよい
たけやぶのなかから おばけが、ひょーろひょろ
おばけのあとから こっけやさんが、こっけ・こっけ
こっけやさんのあとから おまわりさんが、えっへん・おっほん
おまわりさんの あとから いたずらぼうずがおんぶして
だっこして ぱいぱいのんで かざぐる・ま
おかあさんと一緒におぼえる手遊び歌 【 たけやぶのなかから 】
こちらは和尚さんはでませんがこっけやさんやおまわりさんは登場します。
こっけやさんの動きを見る限りコケコッコーと鳴く鶏を表しているようですね。多分。
さらに近そうなのはこちら
せっせっせーのよいよいよい
お寺の中からお化けがヒューヒュー
パイプやさんの あとから泥棒さんが金出せ金出せ
泥棒さんのあとからおまわりさんがピストルパストル
よよいのよい
こちらはせっせっせーのよいよいよいでようつべで検索してみたところヒットした親子のプライベート動画によるものです。正直家族愛溢れる動画だったためリンクは乗せませんが上記の歌詞が紹介されていました。金出せとピストルの部分で、今までの歌詞に比べても一番くまみこバージョンに似ているなと思います。
結論
地域別・いろんな種類があるため
なにが元かわかりません(笑)
ぶっちゃけいうとこればかりは作者に聴くしかわからないですね。。個人的にはくまみこの舞台である東北地方のものか、原作者が新潟県出身なので新潟の学校からのアレンジかなと推測します。もし新潟だったら私も新潟出身という面も含めて嬉しいな~。もしかしたら原作に由来とか書いてあるんですかね?原作読んだことがある方ぜひ教えてください(笑)
それにしても、このくまみこをきっかけに「せっせっせーのよいよいよい」の奥深さを知れた気がしますね。。そのうち歌詞に東京タワーからスカイツリーになったりするのかなと思うとこの童謡で時代の変化を感じそうです。。