おたくなつまみ

おたくの日常まとめる

【コラム】日頃の社畜生活から、夢溢れるオタク生活に戻れるコミックマーケット

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昨日から開催されたコミックマーケット89(C89)

今年は1日目の入場者数は昨年の18万人から減少し、15万にだったようですが、2日目は17万人と昨年と同等の勢いのようです。まあ、3日目が相当凄いんですけどね…汗

 

私自身は冬コミ自体約2年ぶりの参戦ですが、やはり久しぶりの寒さとの闘いはなかなか身体に厳しいものでした…。朝6時30分に現地到着し、そのまま10時まで待機、10分後ぐらいに入場したものの、またしてもサークルの列で待機。。確実に寒さで風邪ひくなと思いましたよ…wただ、長蛇の列から好きなサークルの同人誌や企業ブースのグッズを手に入れたときの喜びは苦しみを味わったからこそであり、各同人誌・グッズが魅力たっぷりで、その時は大げさに言えば家宝のようにも感じます。実家の両親には『家宝のために帰省を遅らせます』と連絡する気持ちになるぐらいです。もちろん家宝の中身が18禁な薄い本も含まれていますので、さすがに連絡するのは自重しますけどね(笑)

 

 

ただコミケに参加すると学生の頃の全力投球なオタクライフがよみがえってくるのでなんだか嬉しい気分にもなります。

今年の1月に転勤で地元から都会に引っ越したため、昨年のコミケは引っ越し準備で自重しました。さすがに引っ越しを手伝ってくれた両親にも迷惑がかかってしまうし、なにより無理やりイベントに参加しても楽しめないと悟ったため、我慢して実況ツイートのまとめに専念しました。東京勤務から早くも12か月がたち、そろっと2年目を迎えますが、やはり都内勤務の方が仕事量や問い合わせが多く、なにより営業3年目ということでノルマが発生しました。仕事が多ければ日頃の生活が家帰って寝るだけと味気ないものになり、仕事がなければノルマが達成できず、職場でも哀しい慰めや嫌味を言われます。さらにクレームが発生すれば、お客さんの咆哮を浴びます。なんとなく営業職を始めた私にとって初めて周りの「営業が一番つらい」という言葉の意味を知りました。

 

 

仕事が辛くて、好きなブログ更新も疎かになりつつ、ただ空いた時間にアニメを見たり、元々好きだった競馬をしたりと、好きなものに逃げるようになってしまいました。ただただ休日は逃げて、月曜日になったらまた仕事。。その繰り返しで、ニコニコで更新していたブロマガも不定期になり、ニコニコ自体も開かなくなったので、ブロマガ更新を休止し、かわりに不定期に文字を打ちたいという気持ちではてなを立ち上げました。

 

 

仕事は嫌いではない。むしろ楽しくてうれしくなる時もある。営業だからこそ、お客さんの直の感謝を感じるので、達成感がある。ただしクレームも直に受けてへこむことがる「人生楽ありゃ苦もあるさ」そのものである。でもそれを乗り越えて、評価として頂く給料は素晴らしいものである。頂いた給料でなにを買うかとなれば、私はやっぱり漫画やアニメのグッズになるのです。でも前よりは漫画の新刊をすぐに買う気力がなくなってきています。ただただ積み本が増える生活。。まさに罪本。作者に失礼である。

 

 

それでもそんな生活をしていてもこのコミケだけは欠かせない。なんだかんだで厚くて重いカタログを購入し、コミケ当日もカタログをふくめた重い荷物を持ち、早朝から並んでしまう。でも上記のような繰り返しの生活から抜け出し、消費者オタとしてサークル主や企業の愛情こもった同人誌・グッズを欲してしまう。年に2回のお祭りになんのとりえもない私も参加したいという欲求が生まれるからかと思います。

 

そんなこんなで長々と語ってしまいましたが、コミケには日頃の生活すら凌駕する魅力的なものがあります。いくら仕事が辛くても、好きなものがあれば耐えられる。一般的には好きな歌手のライブや、彼氏・彼女・友達との旅行・レジャー、さらに趣味のスポーツやそのほかもろもろがそうでしょう。でもオタクな私としてはコミケがその一つになっているかもしれません。だからこそ全力で楽しみたいし、楽しむためにもまた年明けから仕事を頑張りたいとここに決意します。

 

明日はコミケ最終日

参加される方は思いっきり楽しみましょう。

オタクライフに幸あれ

 

 

P・S コミケを知らない方に「コミケがどのくらい楽しいか」と質問された場合

ザンギエフのコスプレしていた人が、風邪をひくまで満喫するぐらいです

 

 

 

 

ザンギエフさんお大事に汗

 

皆さんも好きなことにはほどほどにね。。